12年のサラリーマン生活から飛び出した社長のブログ

株式会社エフォートサイエンスの社長、村上のブログです。本ブログは私的なものです。

仕事を納めない。

年末らしいことを書いていないので、書いてみよう。

ふと、そう考えて、年末らしいワードとして、すぐに「仕事納め」が思い浮かんだ。
仕事納めという言葉を慣習的に使っている背景はよくわかるし、自分自身も使っていた。

 

しかし、今年はそれを使うことに違和感というか抵抗を感じた気がした。

 

なぜかな、と思い、まずは意味を調べてみた。
「仕事納め」という言葉の意味は、以下とのこと。

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コトバンクより引用
https://kotobank.jp/word/%E4%BB%95%E4%BA%8B%E7%B4%8D%E3%82%81-180531

仕事納めとは、年末にその年の全ての仕事、
業務を終える事を指して使われる言葉です。

会社員の場合は、会社で仕事納めの日付が
決まっていることがほとんどであり、仕事納めの
翌日から仕事始めの日を迎えるまでは年末年始休暇となる。
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なるほど、"翌日から"か。

つまり、12月31日に仕事を少しして、1月1日に仕事を少しすると、仕事を納めないことになる。

 

もちろん、12月31日に仕事をします、ということを言いたいわけではない。
実際、明日は新幹線で移動する予定なので仕事する時間はないかもしれないし、結果的に仕事をしないかもしれない。

 

でも、それって当日にならないとわからない、もっというとその日が終わるまで分からない。急にいいアイデアが湧いてくるかも知れない。そしたら、スケッチをとるだろうし、それは仕事だ。

 

つまり、違和感の正体は、

・事前に(もう今年仕事をしませんと)宣言できること
・日単位で考えられていること

だった。

 

もちろん、営業納めは実質的にある。オフィスに行かない日があるからだ。

 

でも、仕事納めは、決めてはいけない、と思った。
5分でも10分でも時間があれば、仕事のことを考えなければならないし、考えたいから。

 

ただ、こういうと煙たがられるだろう。

少し脱線して、なぜ煙たがられるかというと、社会通念上、仕事をすることを、ネガティブに捉えられる部分もあるからだと思う。なんか、いや自分を律して頑張り抜いてます、という真面目生徒的な印象を持たれがちな気がする。ただ、少なくとも自分の場合はそうではない。いや、「暇があったらゲームしてます」と同じニュアンスだ。

 

ちなみに、さらに脱線すると、仕事って本当にネガティブに捉えられているのか、気になったので、GoogleのAIを無駄遣いしてSentiment(感情)分析をしてみた。

 

▼文章とSentiment Score
*プラスがポジティブ(1.0が最大)、マイナスがネガティブ(-1.0が最大)

・仕事をする : 0.1
・子育てをする : 0.3
・麻雀をする : 0.2
・サッカーをする : 0.3

多少ポジティブに働いているものの、他のものと比べると、ポジティブじゃない。
さすが、Google、言語の微妙なニュアンスも学習できている。

(面白かったので載せてみた。)

 

話を戻して、、、

 

もちろん、こうあるべきだ論では全くない。オンオフを切り替えられる人はすごいし、そういう切り替えができない仕事もある。

 

自分自身が今は、少なくとも10分あったら、何かを考えられる可能性のある仕事をしているので、年末が終わる最後の10分までチャンスがあれば仕事をする。

そう考えているからの違和感だったらしい。年始も、朝一から仕事のことを考えたい。

 

結局、年末らしくないポストになった気がする。