山場を超えたら山場がある。山場から逃げたら山場がある。
正念場だ、山場だと思うことがある。
これをなんとか切り抜けたら、、、山場がある。
でも、その山は以前よりも1%傾斜が緩やかに見える。
もちろん、錯覚だ。
反対に、目の前の山場から逃げれば、そんな大きな山場に合わなくなる。
でも、10%傾斜がきつく見える。
もちろん、錯覚だ。
ある時、平坦な山場を登っている人がヒィヒィ言っている傍で、
絶壁を登っている人が笑いながら冗談を言っている。
そういうものなんじゃないかな。
目の前の山場は決して楽しいだけじゃないけれど、
絶壁を笑って登れるようになった時から遡ると、総じて楽しいストーリーの一部になる。
もちろん、逃げてはいけない訳ではない。
でも、3回「もうダメだ」と絶望するまで挑戦する、というルールを設けてみる。
そうしたら、大体登れてしまう。
そんな気がする。
そして、今は登れない山も、数ヶ月後、数年後には登れるようになっている。
そう考えての逃げるは、一旦離れるという意味だ。
山場を抜けたら山場がある、山場から逃げたら山場がある。
前者はワクワクするけど、後者はビクビクする。
それが人生なのかもしれない。
と、システム開発をしているとよく思う。