今の自分を「捨てない」という決断は、今持っていない方の選択肢を「捨てる」ことにすぎない
何かこれまで築いてきたものを「勇気をもって捨てる」ということを、「スゴイ」という人がいる。
でも、これって反対からみたら、同じことだと考えてみると、納得は早いと思う。
タイトルの通りだが、
今の自分を「捨てない」という決断は、今持っていない方の可能性の選択肢を「捨てる」ことにすぎない
これに気づいたら、尻込みしている必要はなくなる。
これでも、「捨てない」と言い切れる人はスゴイ。
だって、人生で最高に理想的な生き方をしてきたということだから。それはそれで誇ればいい。
もっとも、できるかできないかで悩んでいるんだとしたら、自分に対して謝るべきだ。自分を卑下しすぎている。
なぜなら、まず、そう悩む時点で、その人は自分や自分が置かれている環境が少なくとも好きなはず。ということは、自分には今の自分を作ったという功績がある。
それがまぐれじゃないことを、もう一度証明すればいいだけだ。
いや、まぐれだったんだ、と思っている人は、まぐれじゃない世界は、たとえ今より不自由でも、もっと面白いということについて、否定しきれるか問答をやってみればいい。
絶対、否定できないから。だって、本当にそう思っているとしたらもう一つの世界を知らないということだから。
ということは、もう一度まぐれをつかみたいと思っている人以外、捨てられない人はいないはず。
視点一つで、自分の世界は変えられる。
最も大事なのは、「何をやりたいか」
捨てるか迷う時間は捨てて、やりたいことを考える時間に回そう。
どんなに自分が成長した先にも、この気持ちは持ち続けていたい。