12年のサラリーマン生活から飛び出した社長のブログ

株式会社エフォートサイエンスの社長、村上のブログです。本ブログは私的なものです。

「アエテ(敢えて)」を持つ人や会社は強い、と思う

ある時、ふと思ったこと。

 
「敢えてやる」ということは、自ら主体的に目の前の事象をコントロールしてなければ出来ないことだなぁ、と。辞書的にいうと、「やりにくいことを押し切ってやる様」らしい。
 
例えば、
忙しい時に、アエテ運動の時間を確保している、
大量の雑務を頼まれた時に、アエテ手をつけずやり方を考えるのに時間を割くようにしている、
など。確かに流されている人にはできない。そしてそういう人は何かしら輝きを放っている気がする。
 
もう少しだけ、論理相関を分析してみよう。
アエテ、というのは、普通の流れに反して行うことである。ということはそれなりにパワーがいる、反論にも合う。それでもやるということは、それなりに思い入れや揺るがない理由づけがなければならないだろう。ということは、その主体者には軸や芯があるんだと思う。それ故に、これを身につけると強い(強い人は普通にやれている)のではないか、と思うわけである。
 
考えてみると、すごい人にも、強い企業には必ずアエテがある気がしてきた。
 
アエテ、プッシュ営業をしない
アエテ、失敗を褒めたたえる文化にしている
アエテ、メンバーを固定できないルールがある、
 
など。
逆に、大企業病は、このアエテができなくなっている状態と言えるかと。
これから会う人、会う企業のアエテを探してみようと思う。
 
そして、うちでも何でもいいから作ってみよう。
いや、そう考えてみると、既にあるなぁ、とも思った。
アエテ、受託開発をしないとか、
アエテ、初期は売りに走らないようにするとか
アエテ、入ってくるお金を慎重に選ぶとか、
 
(でも、うちは、まだとてもじゃないけど強いといえる状況じゃないから、上の論理と矛盾する、とかは今は置いておこう。。。)
 
まだまだあるが、これをちゃんとした組織になった時にも、アエテアイデンティティが残せるようにしたい。いつの日か、これが文化と呼べるものになるのだろうか。
 
興味を持った人や企業に、いきなり、聞いてみたらどう答えるんだろう?
「あなたの(会社の)敢えてやってることを教えてください。」
 
この観点で世の中を見てみると面白い発見もできそうな気がしてきた。
(自己満足ですが、以上)