12年のサラリーマン生活から飛び出した社長のブログ

株式会社エフォートサイエンスの社長、村上のブログです。本ブログは私的なものです。

良いアイデアと悪いアイデアとの付き合い方

最近、よく感じること。

 

良いアイデアの多くは、1ヶ月たち2ヶ月経つと、良いものでなくなる。

悪いアイデアの一部は、1ヶ月叩き、2ヶ月叩くと、良いアイデアになっていることがある。

 

ざっくり、1ヶ月に1つは良いアイデアと思うものを思いつく。と思う。

 

その中には単に良いアイデアであって、今すぐやること、自分がやることではないことも含まれる。

 

悪いアイデアは、やらざるを得ない事から始まる事が多い。ほとんどの場合、自ら選択できない。良いアイデアを選んでしまうから。

 

こんな確率を一時、考えてもいなかった。良いアイデアは良いアイデアだと思っていた。そうすると、良いアイデアの良いものである確率しか、良いものにならない。しかし、今はその確率に悪い→良いが足される気がしている。

 

これに気づくだけで、このパラダイムの罠から一歩抜け出せる。

 

良いアイデアは一歩引き、悪いアイデアは一歩踏み出す。

良いアイデアは頭のいい人たちにどんどん話して反応を見て、悪いアイデアはどんどん叩いて、自分の反応を見る。

 

良いアイデアの多くは周りの人にとっての悪いアイデアだから、だいたいすぐわかる。自分が信頼する人に聞くから、これは悪いよって言ってもらうとすぐ誤った思いいれを解ける。周りにとってもっと良いアイデアだったら、その人に譲ればいい。そんな小さなコミュニティで比較経済がくずれるものは自分がやるべきではない。それは少し先に悪くなるアイデアだから。

 

そういう風に考えるようにしている。

 

最初は、これは気が楽だ!と思った。でも最近、良いアイデアが出てくると何というかちょっとだけ落ち込む。あーまたか、くらいのだけど。そのうち9割くらいが、落とされていくのだから。

でも、悪いアイデアには確実に目を向けられるようになった気がする。

 

果たしてこの良いアイデアも、悪くなる方のものなのかどうか。楽しみだ。